相談員 森木美佐子
資 格 ソーシャルケースワーカー(社会福祉士)、保母
経 歴 明治学院大学卒業後、地域の福祉施設で児童のグループワーカーとして働く。以後病院のケースワーカー、保母、老人ホーム、シェルター(女性の為の駆け込み寺)のソーシャルケースワーカーを経験。
趣味は流行のガーデニングとはとっても言えないのですが、プランターに花を植えて楽しんでいます。きっかけは職場の玄関に花を植えてみると、意外と楽しいものだときずいたことからです。
子育て真っ最中の頃、子供が何気なしに発した言葉から子供の見方に驚いたり、感心することが多かったのですが、花を育てるにも子育てに通じる驚きや発見があるのです。はまった理由です。
植物を育てるにはずぶの素人でもお日様がよーく当たって、水遣りをしっかりやればきれいな花を咲かせると思って始めましたが、花にはそれぞれ個性があり、そうでもない事が一番目の発見です。花の種類によって日光を必要とする時間が違います。半日日光が当たればよい花を、日当たりの良い一等地に植えても育たないのです。どんなに成長に良いものでも、そのものが必要とするもの以上与えるとそのもの独自の成長を阻むだけだと言う事をプランターの花は元気がなくなることで教えてくれました。
次の発見は冬に葉が落ちて茎だけになり、もう花を咲かせることはないだろうと諦めていた花が春になって見事な花を咲かせるのです。成長に必要なエネルギーを静かにためて時期がきたら見事に花が開きます。十分な休む期間が要るんですね。
ここまで書いて、なんだか説教風で思わぬ方向にいったような気がしていますが、とにかく花と付き合うほどに発見しているこの頃です。

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